相続手続き全体の流れ

相続手続きを進めるにあたっては、まずは全体のスケジュールを確認し、何をいつまでに行うかといった全体像を把握することが重要です。

相続手続きの流れと期限

以上のような順序で相続手続きは進みます。専門的な手続きも多いですので、早めに相談することをお勧めします。

相続手続きの中でポイントとなる期限

（１）相続開始から３ヶ月

相続開始から3カ月というのは、いろいろあわただしくあっという間に過ぎてしまうと思いますが、やるべきことがたくさんあり重要な期間です。

まず、相続人の確定や相続財産の調査などその後の相続手続き全体の方向性を決めるための重要な準備の手続きもありますので、一つ一つ確実に行っていく必要があります。

特に、相続財産の調査・相続人の確定、単純承認、相続放棄、限定承認等の選択、必要に応じて相続放棄、限定承認の申立てをするといった手続きが重要です。

（２）相続開始から１０ヶ月

相続税の納付期限である相続開始から10カ月を目安に、可能であれば不動産名義変更や預金の相続手続き等まですべて完了させるのが望ましいでしょう。

上記の手続きは必ずしも相続開始から10カ月以内に行う必要はありませんが、手続きが長引けば長引くほど、権利関係が複雑になったり、遺産分割に必要な手続きにおいて問題が生じてくる可能性がでてきます。

そのため、相続開始から10カ月以内といったある程度の期限を目安に進めていくのが良いでしょう。

相続手続きのお手伝いを致します。

相続手続き相談センター 福岡では、相続が発生した際に行わなければならない手続き（戸籍の収集、財産の調査、遺産分割協議書の作成、不動産・自動車等の名義変更等）をまとめてお手伝いする体制を整えております。相続手続きについて専門家に手続きを依頼したいと考えている方、一度相談したいとお考えの方はお気軽にご相談ください。